ご挨拶

第2８回エコーウインターセミナーは、二日間の現地開催（2026年2月14日〜15日）で行われます。2024年から現地開催が復活、レクチャー、生徒同志、講師の先生との交流もでき、皆さんにも本来の姿を楽しんで頂きました。今年もぜひ、松本で先天性心疾患の心エコーの集いにいらして頂きたいと思います。エコーウインターセミナーは、アメリカのエコーハワイやエコーアラスカなどをモチーフに遊びとハイレベルな講習会を味わってもらおうと、岩瀬正嗣先生（元藤田保健衛生大学）と故石蔵文信先生(元大阪大学)のお二人によって、1999年に奥志賀場で開催されたのが始まりです。2014年より長野県、松本市のホテルブエナビスタでの開催となり、2019年からは全国規模の先天性心疾患心エコーセミナーとしてフルモデルチェンジしました。しかし、楽しく学ぶこの会の基本はそのままです。

今年は、先天性心疾患の心エコーの基本から応用、複雑性先天性心疾患には大血管転位第2弾として、今年もじっくり学んでもらいます。さらに、小児ストレイン心エコーもとりあげて、深掘りした講義もして頂きます。グループ学習も、講師と懇談するもいいし、ケースを持ち寄って話すのも良いです。講師の先生や生徒同士、疑問を出し合い、明日からの診療にお役立て頂けると幸いです。

エコーウインターセミナー　代表世話人
長野県立こども病院　循環器小児科、エコーセンター長、移行期医療支援センター長
瀧聞　浄宏